おいおい、ちょっと待ってくれい。一日の利用者が数人の駅にまでバリアフリー設備を数億円かけて整えろなんて言わないぜぃ。路線の状況によって対応が異なるのはわたしは許容する。
電車が頻発してて、時刻表いらずで待たずに乗れるような路線なら、さすがに事前連絡なしでもちゃんと対応してほしい。みんな時刻表いらずで待たずに乗ってるんだから、車いすを使う人も時刻表いらずで待たずに乗りたい。
汽車が一日数本発着するだけの路線で、その路線を利用する人全員が時刻表をあらかじめ調べて予定を立てて乗ってるような路線なら、車いすの人も時刻表をあらかじめ調べて予定を立てて乗る前に連絡してほしいとなるのも仕方ない。
要は、車いすを使ってる人もそうでない人も同じように乗れるようにしてほしいってこと。そして、車いすを使ってない人がどのように鉄道を利用しているかなんてローカル線と大都会の通勤路線では違うんだから、大都会の通勤路線で車いすを使ってない人がやってるようなことを一日数本の汽車しか通らないようなローカル線に誰も求めませんよ。
列車ダイヤはニーズに応じて組まれている(はず)。待たずに乗れるダイヤを組んでる路線は待たずに乗れるニーズがあり、時刻表をあらかじめ調べないとおちおち乗れないようなダイヤを組んでるローカル線は時刻表をあらかじめ調べてもらっても構わない程度のニーズだってことでしょう。ニーズに応じて運行しているのだから、車いすを使ってる人のニーズにも差別することなく応えてほしい。そう言うことがそんなにわがままなのだろうか?
目安として、「一本前」くらいが何となくすっと納得いく(わたしは)。希望の列車の「一本前」の時間までに連絡するのが落としどころではなかろうか。その基準で行けば、伊東線は昼間おおむね一時間に二本の頻度で運行。伊是名さんは30分前に小田原駅に申し出ているのだから、適切な時間に申し出たと言える。
※わたしはだいたいにおいて「鉄」なので、「汽車」なんて言葉を使いました。その方がおさまりがいいんだもん。