ふらふら、ふらふら

あっちこっちふらふらしている人間が何かを書いてます。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

静かに祈る

以前、大きな病院を受診した。朝早くからその病院に行ったので、診察が終わったころにはお腹がすいた。売店でおにぎりを買って、廊下にあるベンチで食べていた。 目の前にある救急外来の扉から、泣きながら二人組が出てきた。そのまま目の前を通り過ぎていっ…

「人身事故」という名前の、誰にも顧みられない緊急事態

電車で通勤していれば、「人身事故」に出くわした体験は、一度ならずあると思う。 そうでなくても、電車に乗る機会がそれなりにあれば、「人身事故」に出くわす体験は一度ならずあると思う。 自分も、電車に乗っていて、「人身事故」に出くわしたことはある…

バイトを休むとき

ひきこもり界の片隅で細々暮らしながら、アルバイターも兼業している。いつの間にかアルバイター兼業にジョブチェンジしていた。 それでも、一年に何回かメンタル的にどうにもこうにもならなくなることがあって、あれこれ理由をつけて欠勤する。だいたい、そ…

人は、偏見をもってものを見る。だけど、親身になり、共感することはできる。

小さなころ、「幽霊」を見たことがある。漫画によく出てくるような、いかにもな幽霊。大人になった今ならば、たぶん、あれは寝ぼけて半分夢を見ていたのかなと思う。 「金縛り」も何度も体験した。初めて金縛りを体験する前に、「特命リサーチ200X」で金縛り…

舌の回りが悪くなる

とあるお役所で、ひきこもり体験談なるものを「講話」(お役所からの依頼文通りの表現)する機会があった。 日頃はたいへん舌の回りがよく、節度のない過激な発言を連発して悪名高いが、さすがに役所での講演会となれば舌の回りが悪くなった。久しぶりだった…

化学物質過敏症のみなさんへ~いち精神科ユーザーからの手紙

はじめるまえに・病名について 「化学物質過敏症」には、ほかにもさまざまな呼び方があるようですが、ここでは、「化学物質過敏症」と呼ぶことにします。 原因もはっきりした見解はないようですから、ここ30年ほどの精神科業界のしきたりに従って、症状を要…