ふらふら、ふらふら

あっちこっちふらふらしている人間が何かを書いてます。

舌の回りが悪くなる

とあるお役所で、ひきこもり体験談なるものを「講話」(お役所からの依頼文通りの表現)する機会があった。

日頃はたいへん舌の回りがよく、節度のない過激な発言を連発して悪名高いが、さすがに役所での講演会となれば舌の回りが悪くなった。久しぶりだったのは確かにあるけど。

話が具体的になればなるほど、どんどん舌の回りが悪くなり、毒にも薬にもならぬ答えを連発して、目の前の聴衆の期待をことごとく裏切ったのであった。確たることなんてそうそう言えるものではないし。まあ、毒になることを話すよりはマシだったと思うしかない。

で、本題。自分もそうなのだが、やたら舌の回りがよい人間ってのは世の中に山ほどいる。恐ろしいことに、医者でもないのに他人に医学的な指示をするような人間までいる。ちょーっとどうなんでしょうね。もうちょっと、舌の回りを悪くした方がいいんじゃないでしょーか。これは自戒を込めての話。