昨日はせきがひどく（これはおそらくは持病のせい）、今日になってみたら発熱してしまった。倦怠感もある。昨日の今日のことだ。発熱外来のある医療機関を受診することにした。事前に電話して、「このような時期なのでPCR検査を行います」と言われる。当たり前だ。
つい先ほど発熱外来から帰ってきた。結果は明日出る（抗原検査は幸い陰性で、PCR検査の結果待ち*1）。発熱外来で働く医療従事者の姿を見ていて、わたしは自分の不明を恥じた。みんな、目の前のことに一生懸命で、いつもなら気づくだろう視野の端っこの出来事に目を向けている余裕はない。「銭湯に行くのを今はやめてください」と語っていた医療従事者は、家に風呂のない人のことまで見る余裕がなかったんだ。発熱外来で働く医師や看護師さんの姿を見て、唐突に腑に落ちた。
それでも、この時期にクルーズ船に乗って旅行に出かけられる人がいるなんてのは、わたしにとってはショックな出来事ではあるんだけど。
