ふらふら、ふらふら

あっちこっちふらふらしている人間が何かを書いてます。

ブラック校則を肯定していた人が、神戸市立小学校いじめ被害者に「人権を主張しなかったのが悪い」と言う愚

はい、とあるブログのこの記事をご覧あれ。

https://air.ap.teacup.com/supert/2947.html

「端的に言うと、学校は「将来のその子の人権を十全に守りたいという理由で、目の前のその子の人権を制限することにほとんど抵抗感のないところ」なのです」と、学校の校則を全肯定して見せる。校則で子どもの細かいところまで管理するのも、これまた「校則はくだらなければくだらないほどよい」と全肯定。

https://air.ap.teacup.com/supert/3382.html

まあ、あまり人権には頓着してない方のように見える。で、その方が、今日の記事で、

 子どもではないのです。やり返す必要はありませんが、もっと早い段階で、加害者のひとりに「本当はつらいんだ」と打ち明けるとか、他の教師に相談するとか、あるいは直接的に決然と「私は嫌だ」と宣言するとか、何かできなかったのか。
 報道ではあてにならない校長に相談した以外に、これといった対応をした様子はうかがえません。
 人権は、それを持つものが不断の努力で主張し続けなければ奪われてしまうものです。香港では今日もそのために命を懸ける若者が大勢います。
 せめてもう少し早い時期にイエローカードは出せなかったのか。それさえやっておけば、被害者も4人の加害者も、人生を奪われることはなかったのです。

と述べてらっしゃる。

https://air.ap.teacup.com/supert/3420.html

 人権無視の細かい校則を定めて子どもに服従させるから、人権意識を持てない大人が育つんじゃありませんかね。そういう教育を良かれとしてきた人が(いやそういう人じゃなかったとしても)被害者に対して「お前が人権を主張して闘わなかったから悪い」なんて、いったいどうして言えるんでありましょうか。

 つか、学校の先生が「教師も選挙で投票していいんでしょうか」と教職員組合に問い合わせてきたという話をいつかの朝日新聞で読んだ。学校そのものが人権無視する体質で、それゆえに学校の持続可能性はかなり危うい。