ふらふら、ふらふら

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若者と高齢者の憎しみ合い

高齢者が起こした暴力事件がニュースになると、たいてい5ちゃんねるなどでは高齢者に対する憎しみのコメントが多数投稿される。最近だと、神戸市長田区で高齢者が市営地下鉄の駅員に暴力を振るった事件に対して、「こういう奴はさっさと死刑にした方がいい」「最近の老人は敬うに値しないクソガキ以下な奴が多い」などと投稿された。

高齢者の側も若い世代に憎しみを持っているようで、横浜市で敬老パス有料化と子ども医療費の助成増が同時期に提案された時、市には「高齢者には払う金はなくても,子どもには払うのか」 「礼儀を知らない若い親や子どもを援助するのは無駄だ」との意見が寄せられたという(「孤立する人々をどう支えるか」前田正子、家族社会学研究2012 年 24 巻 1 号 p. 26-36)。

若い世代と高齢者が相互に憎しみ合っている様子が見える。この憎しみ合い、だんだん危険水域に達しつつあって、詳細は書かないけど最近もその兆候を感じる現象に出会った。この憎悪がさらに増大すれば、悲惨な事態が起きることも考えなければならなくなる。一体どうしたらいいんだろう?若者も高齢者も憎悪感情を日に日に強めている。どちらも、こぶしを下ろすつもりはないみたいだ。自分はその様子を見てただオロオロするだけだ。