ふらふら、ふらふら

あっちこっちふらふらしている人間が何かを書いてます。

一般職業紹介状況から見えた、販売職とサービス職の立ち去り型サボタージュ

最近、カスハラが問題になっている。

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4286/index.html

ハローワークの求人求職状況をまとめた一般職業紹介状況を見ると、販売職とサービス職の人気がどんどんなくなっている。

最近は人手不足のために、もともとハローワークに求職登録する人が少なくなってきていて、2019年にハローワークに新規求職登録した人は2012年の0.75倍に落ち込んでいた。ところが、販売職とサービス職はこれをさらに上回る求職者数の落ち込み。販売職は2012年から2018年までの間に0.54倍に。サービス職は同じ期間に0.70倍に。特に販売職の落ち込みが激しい。参考までに、上の記事で紹介されていた介護職も見ると、2012年から2018年までの間に0.73倍になっていた。介護職はそれでもまだ落ち込みが少ない方だ。といっても、介護を必要とされる方が増加している中では何の慰めにもならない。もちろん、全部が全部カスハラを嫌ってのこととは思わないけど。

今や、カスタマーハラスメントには労働組合も黙ってはいない。

https://www.youtube.com/watch?v=VOMbz77XA8Q

労働組合が動くだけならまだマシで、働く人が黙って立ち去る、立ち去り型サボタージュが始まる兆候が見られるのはすでに見た通り。横柄に振る舞っていると、いつかそのお店が人手不足で閉鎖されますよ。気を付けましょう。