ふらふら、ふらふら

あっちこっちふらふらしている人間が何かを書いてます。

静かに壊れる介護の現場

前回の記事で、販売やサービス、介護といった職を求める人が減っていることを書いた。

https://note.com/syou_hirahira/n/n4e6731a69c72

この記事では、とりわけ介護に絞って、自分の妄想を綴る。といっても、いくつもの報道をより合わせただけなので、まったく根も葉もないことではない。

介護職を求める人が減った結果、特別養護老人ホームは人手不足。建物を作っても、スタッフがいないので高齢者を入れられない。

そして、要介護の高齢者を抱えた家族は困る。困り果てて、無認可の施設に入れることになる。そのような施設は、当然最低基準も何もあったものではない。そのような施設で高齢者がどのような介護を受けているのか、尊厳を持って暮らせているのか、誰も知らない…

最後にしわ寄せを受けるのは、逃げられない高齢者。目の前の風景を見ている人は多くても、俯瞰して見る人は少ない。結果、介護は静かに壊れていく。2025年には団塊の世代後期高齢者に突入する。その時、何が起こるのか、考えたくもない悲惨な事態が起きそうな予感はする。