飲食店や駄菓子店を取り締まる「自粛警察」(自警団と言ったほうがいいか)の皆さんが、なぜか見過ごしている場所がある。
不思議なことに、医療者の皆さんも結構見過ごしている。一時的に生活の価値観を変えてでも自宅にいろと言っていた医療者もいたくらいだが、不思議なことにそんな医療者からも見過ごされている場所がある。
それはオフィスだ。まあ、テレワークや時差通勤なんて単語も出たには出たが、夜の繁華街の接客を伴う飲食店ほどにはうるさく言われなかった。
「新しい生活様式」なるものでも、個人的な生活に関しては事細かに指示があるが、オフィスワークに割かれたスペースはとても少なかった。
あれでしょうか、オフィスワークは何よりも最優先ってことなんでしょうか。ナイトワークよりもオフィスワークは優先されるってやつでしょうか。それって職業差別だと思うんですけど。さらに言うと、個人的な楽しみなんてオンラインで我慢しろ、でも仕事は通常通りやれ、愛国心だ、月月火水木金金!ってあれでしょうか。こういう本を読んでいるとつい勘繰りたくなるのですね。今の政権が目指しているのが経済のため・国家のための子どもってやつだから。