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「旧姓使用の拡充が現実的」なら婚姻後の姓はくじ引きで決めることを強制せよ

 昨日付の朝日新聞デジタルの記事。麗澤大学教授の八木秀次さんが、選択的夫婦別姓よりも旧姓使用の拡充が現実的だとの意見を出している。

digital.asahi.com

 よろしい。では、婚姻後の姓はくじ引きで決めることを強制せよ。それで何の問題があるのか。旧姓使用の拡充が解決策になると言うのなら、女性ばかりが改姓する必要はない。くじ引きでどちらの姓にするか決めることを強制しても何も問題はないはずだ。何も、男性の96%に改姓を強いるわけではない。男女半々にするだけである。改姓による不都合は旧姓使用の拡充によって解消するはずだよね?もし問題があるとしたらどこに問題があるのか。選択的夫婦別姓制度に反対しつつ、婚姻後の姓はくじ引きで決めることを強制することに問題があるとすることそれ自体が、男尊女卑を温存したいだけではないか。

 なお、これはわたしのオリジナルではなく、発案者が別にいる。発案者に敬意を表し、リンクしておく。 

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