ふらふら、ふらふら

あっちこっちふらふらしている人間が何かを書いてます。

「自粛の弱者」はどうせ踏みつぶされ、「自粛の強者」だけが生き残るんだろう。

 非常に遺憾なことに、昨年、パンデミックの影響で卒業旅行に行けなくなった大学生のことを「ざまあみろ」と語る医療従事者がいた。ああ、若い人のことなんかどれだけ犠牲にしてもいいんだとがっかりした。
 このパンデミックで一番しわ寄せを受けてるのは若い人たちに違いない。パンデミックが終息したら、若い人たちにきちんと手当しないといけない。だけど、それはしないんだろう。一番許しがたいのは、「自粛生活でも楽しいでしょ」なんて言わんばかりのことを言い、自粛の「負担」をなかったかのように語る人。病気で苦しむ人のことは見ても、「自粛」で苦しむ人は平気で踏むんですよね。
 先の大戦のあと、「傷痍軍人」には手厚い手当が用意された。その一方、「一般戦災」要は空襲だ。空襲の犠牲者には何もなかった。それどころか、補償を求める人に誹謗中傷さえぶつけられた。それと同じことがまた起きるのだろう。いやだなあ、いやだなあ。

 以前書いた記事をはてなに持ってきた。

syou-hirahira.hatenablog.com

 自粛に強者と弱者がいる話。

synodos.jp

 ああ、最大の「自粛の弱者」である若い人たちに、手当がなされんことを。