ふらふら、ふらふら

あっちこっちふらふらしている人間が何かを書いてます。

枝野幸男さん、割とまともなことを言ってるじゃないですか。

 ネットの一部で炎上している枝野幸男さんの発言。それを書き起こした。

syou-hirahira.hatenablog.com

 発言の全体を聞いて、かなりまともなことを言ってると感じた。ワクチンが十分にあるのに、自治体の能力不足でワクチンが行き渡らない、しかも大規模接種センターに割くだけの人員が確保できる、そんな条件の下で初めて大規模接種センターは意義ある施策になる。自治体の接種能力がワクチンの供給に等しいか、あるいはワクチンの供給のほうが少ないとしたら、自治体で接種するはずだったワクチンを大規模接種センターが持っていくだけで、つまるところ何の意味もない施策になる。ワクチンの供給が自治体の能力を上回るほどあったとしても、大規模接種センターに割くだけの人員がなければ、やっぱり自治体の能力を削ぐだけになる。

 実際のところ、自治体の能力を上回るほどのワクチンが届いているわけでもない。自治体がどれだけワクチンを受け取れるのかの情報すらなく、自治体は困惑するばかり。実際、こんな報道もある。

digital.asahi.com

 ワクチンが潤沢に届くというならそれを自治体にきちんと示して、自治体の接種能力を最大限に活用してもらうのが先決だろう。自治体の接種能力を上回るほどのワクチンが届くと言うのなら、その根拠をきちんと示していただきたい。それもしないで、派手に大規模接種センターなんてぶち上げても、単なるパフォーマンスにしか見えない。

 それならば、自治体の手が回ってない検査を大規模にやってもらいたい、そう考えることがそんなにおかしなことだろうか?

※わたしは立憲民主党支持者なので、その点は割り引いて読んでください。