ふらふら、ふらふら

あっちこっちふらふらしている人間が何かを書いてます。

フェミニズムの装いをまとったマチズモ

 性暴力に反対の声を上げたりして、一見フェミニズムに理解があるように見えても、その実はゴリゴリのマチズモ思想だったなんてことが時々ある。

 こういう人が性暴力に反対するのは、「弱い女性を守ってあげるの俺」なんて考えから。であるから、女性が性暴力を受けないのは、「弱い女性を守ってやる俺」による「ご恩」となる。

 女性が、「ご恩」ではなく「権利」(=権利を請求された側にとっての義務)を主張し始めた時に、トーンポリシングをして馬脚を露す。俺たちのご恩によって生活させてやってるのに歯向かうのは何事か!ってね。性暴力に反対してても全然フェミニズムではない。マチズモそのもの。