ふらふら、ふらふら

あっちこっちふらふらしている人間が何かを書いてます。

障害者施設の職員が権力を持ってしまうのは避けられない。残念ながら。

 これは障害者施設という状況が大きく影響していると見た。どれだけ「ご利用者様の自己実現を目標として業務をしています」と言っても、施設職員が権力を持ってしまっている事実はある。脱施設化が予算削減の口実に使われることはよろしくないが、脱施設化そのものは必要な理由がここにある。え?権力なんて持ってないって?またまたぁ、じゃあその「ご利用者様」が夜更けに「バナナを食べたい」と言ったときに、「こんな夜更けにバナナかよ」とぼやきながらバナナ買いに行くんですか?そういうことですよ。

nordot.app 地域移行した障害者がいかに悲惨な生活をしているかを強調して、施設生活が良いと主張する向きもある。わたしに言わせれば、地域移行した障害者が悲惨な生活をしていることが、施設生活が良いことを示す根拠にはならない。単純にチェックアウトはできても出口はないだけのことだ。そう、学校から逃げたところで、学校化社会の「外」に逃げられたわけではないように。

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